もう何度か言ったとおり、
ストラスブールはドイツとフランスの国境にあります。
そして、
この国境を歩いて渡る!!!
というのが、今回の旅の中で一番したいことだった、といっても過言ではないでしょう、実は。
アルザス・ロレーヌ地方は常に独仏対立の焦点であり、
つい60年ちょい前まで、ストラスブールは国境のこちら側とあちら側とを何度も行き来してた。
それが今では、誰もがその国境を自由に行き来できる。
教えてもらわなければ、それが国境だとも気づかないくらい。
南北朝鮮の38度線をイメージしてもらえれば、これがどんなにすごいことかわかるはず。
けれども同時に、国境のドイツ側の街、Kehlに行けばそこはもうドイツ語の世界。
いくら自由に行き来できても、そこには国境が確固として引かれており、国家の支配が人々に及んでいることを感じる。
帰り際、Kehlのケパブ屋に寄ってみた。
けれどもそこにはどこにも「ドイツ人」らしき人はいない。
店員さんは皆イスラム圏の人のように見える。
中には、フランス語しかできない人もいる。
お客さんは、ストラスから来た「フランス人」に見える。
そこで、バックパックを背負ったアジア人がおいしそうにケパブをほうばる。
そこに広がるのは、誰が何人とかなんちゃらとか言うのはもはやナンセンスな不思議空間。
ちなみに、ここのケパブはかなりおいしかったです。
ストラスブールに行った方は、ドイツ側の街Kehlへの国境越え、
さらにKehlの大通りをまっすぐ進んで右に入るとあるこのケパブ屋がおすすめ。
なんと、パンが自家製手作り、ふわふわもちもち、お肉もほんやりやわらか♪
暇をいいことに、Flickrに写真をアップしたので、よかったらご覧ください。
http://www.flickr.com/photos/8108639@N02/sets/72157611796936199/
聴くに速く、怒るに遅く
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愛する我が兄弟たちよ、知れ--人は皆聴くに早く、談るに遅く、怒るに遅くなければならぬ。 人の怒りは神の義を行わないのだから。
故に一切の穢れと夥しい悪とを脱ぎ棄てて、心に植え付けられた、君たちの魂を救うことのできる御言を、柔和な心をもって受け容れよ。 ...
8 年前