テニスがしたい!!!
って思いながらも、まだテニスできる環境を整えられないから、
とりあえず手軽に例の体育館で自由参加できるバドミントンに行ってみた。
さてはて、どんな感じなのかな?どんな人がいるのかな??みんなうまいのかな???
ドキドキで体育館の扉を開けたら・・・
ここはどこ!??
なんと、周りはほとんど中国人と思しきひとばかり。
実際、30人くらい人がいて中国人以外は僕とドイツ人がもう1人、、それだけw
中国に留学したのはKazushiだったよね!?僕はドイツだったよね!!??
まだ正確には把握してないけど、自分の住んでる寮には少なくても5000はいるはずで、
その中でバドミントンしたい人が中国人だけなはずない・・・
さすがにこの状況には閉口したけど、
実際混ぜてもらって一緒にプレイしてると、案外簡単にコミュニケーション取れた^^
(バドミントンに関しては、元プロいっくんに感謝。
大学で1学期間一緒にやっていたおかげで、バスケみたいに悲惨な状況にはならずに済みました。。
みんなうまかったけど、いっくんほど余裕綽々華麗にプレイする人はもちろんいなかった。)
コミュニケーション取るのに大いに役に立ったのは、漢字。
例えば、自己紹介で自分の名前を言ったときに、自分の漢字はこれ!
っていうだけで結構いいネタになる。
話は少しずれますが、
よく、ASEAN+3(日中韓)を枠組みにした地域共同体構築
(すっごく簡単に言うと、東アジア判EUを作ろう、ってこと)
の議論をするときに、東アジアにはEUみたいな共通のアイデンティティ(例えばキリスト教)
がなくて、もっと多様な文化だから無理、っていう見解があるのだけど、
もともとEUの場合、経済的協力(単一市場の形成)から今の政治的協力をも含む地域制度に発展したわけで、共通のアイデンティティは後付でしょう。
って僕は地域制度形成に共通のアイデンティティが必要って考えに懐疑的だった。
更に、ヨーロッパと東アジアを比べて、東アジアのほうが文化的に多様、って考えも怪しい、って。
周りの留学生はエラスムスってEU圏の留学生ばかりだけど、母語が違う人同士だと大してコミュニケーション取れてないし、特に、西欧諸国と旧共産圏の東欧とにはまだどこか距離を感じる。
そもそも、共通のアイデンティティって具体的に何??
今回わかったのは、少なくても日中の間には漢字って言う共通の文字があって、
それを使ってコミュニケーションをとることができて、
漢字っていう土台の元では、共通のアイデンティティってやつがありえるのかもしれない、ってこと。
だから、ひょっとしたら、EU圏の人は、自分たちの文化はもともとキリスト教っていう同じものを土台にしてて、その元では共通のアイデンティティを持ちうるのかもしれない。
けど、例えばドイツでキリスト教の神を信じているのは50パーセントに満たない。
共通の文化を土台にコミュニケーションできるっていうのは絶対あるけど、それは例えば宮崎駿の映画が好きなチェコ人とフィンランド人との間にも起こりうる話。
つまり、それは「国民」にゆだねられているのではなくて、「個人」にゆだねられてる。
ヨーロッパとか東アジアとかっていった地域内の「共通のアイデンティティ」っていうのは、決してそこに暮らしてる全ての人に共通っていう意味ではない。
まだ自分でも全然整理仕切れていないのだけど、誰かフィードバックしていただけたら幸いです。。