2008年10月18日土曜日

秋も終わり、木の葉流れる


昨日は雨、
今日は、めっぽう寒い


外に出ると、






枯葉海岸が押し寄せていた!






ゴミ箱の哀愁



2008年10月16日木曜日

いちごいちえ

気づいたら、、
今日は、図書館のおばちゃんとしか話してないw

こんな日には、昔のことでも思い出そう♪
今までミュンヘンまで遊びに来てくれた人、みんな新鮮な風を吹き込んでくれた。

写真は、大学前の噴水脇にたたずむ一人ぼっち仲間。



まず、僕のミュンヘン到着3日目にして来てくれたのがRafael。
3年前にパリのユースホステルで会って以来の仲。
とにかくいろんなところ旅してきた奴の観察眼にはいつも驚かされる。
今回は、ミュンヘンの女の子のファッションに痛烈な批判をして帰っていった。
というのも、その頃季節は秋口。
急に寒くなったからか、通りすがる人みな上着に暗い色のパーカーという出で立ち。。
大学にいる人は、なかなかオシャレな人もいるぞ。
今度は一緒に大学行こう!笑

写真は、一緒に行ったWeilheimの街角。
注目ポイントは、壁の色使いと傘。



次に来たのは、インドネシア帰りのOno女史。
20時間滞在の強行日程で来てくれた。
パリ暮らしが長いから、ミュンヘンなんて大したことない・・・って感じかと思いきや、
市庁舎の窓に飾られた満開の花とかに感激していた。
なんでも、飾る人と飾らない人といると統一感に欠けるからパリでは花ダメらしい(?)。
いつの間にかミュンヘンをヨーロッパという括りで十把一からげに見てた自分に気づかされた。
今度はビール飲めるようになってからまた来てね☆

写真は、フラウエン教会から。
塔の上に登ったら、エレベーター係のおっちゃんがお昼ごはんのサンドウィッチを食べだして降りれなくなったのもいい思い出w



最後は、近ちゃんと愉快な仲間たち。
自分の部屋には7人も泊まれる、って新しい発見があったしw、
スパニッシュアパートメントっぽい楽しさがあった。
愉快な仲間たちとは初対面だったのだけど、
知的且つほんのりしたいい人たちで、会えて本当よかった。
また今度ゆっくりお話しましょう♪

皆さま、来て下さったら大歓迎いたしますので、
近くにお越しでなくても是非お立ち寄りください☆
写真の通り、6人までは収容可能です、笑

2008年10月15日水曜日

ミュンヘンの秋

今日は、授業二日目。
国際関係論のゼミで、一緒にプレゼンすることになった奴と一緒に帰っていた。

写真の道を通り、校舎から駅へ向かう。
晴れるととっても気持ちがいい。
芝生の広場が広大にあって、皆シートも広げず芝生に直接横になり、本を読んだりぼ~っとしたり、それぞれくつろいでいる。

ところで、ヨーロッパには四季が乏しい、というようなことがたまに言われる。
実際、ストラスブールから遊びに来た人たちは、
ストラスでは葉っぱの色が変わる前に枯れてしまう、
と言っていた。
けれども、幸いにしてミュンヘンの今年の秋は、葉っぱの色づきがなかなかキレイ。

その色づき方は、全体的に黄色っぽい。
モミジのような真っ赤、
イチョウのような真っ黄はない。

物足りないと言えば物足りない。
けれども、
紅葉自体に色がない分、光そのものが映える。

もはやプレゼン仲間の彼が、
どうしてミュンヘンに留学してるんだ?って聞くから、
ビールがおいしいからだ!って答えたら、
早速飲みに行くことになった。

午後2時過ぎのこと。

昼真っからカフェのテラスで白ビールを飲むのも、
今、ここでしか、できないこと。

大目に見ることにした。









2008年10月14日火曜日

初授業

今日は、記念すべき初授業だった!!
講義名は、国際関係論Ⅱ、
内容は、ドイツの外交と欧州統合を中心に扱ったもの。
初回の授業はというと・・・ドイツ語全然分からなかった><
これは、本格的に勉強するしかない。。
やる気は十分w

ところで、ドイツでの初授業で気づいたことをいくつか。
まず驚いたのは、校舎内に犬を連れて歩いている人がいること。
どこまで許されるのかな。蛇を首に巻いて登校してもOKなのかな??

次に気づいたのは、白髪の人が多いこと。
つまり、お年を召した聴講者が多い。

更に、一番びっくりしたのは、、
ベビーカーに赤ちゃんを連れて講義を受けていた人がいたこと!!
さすがに、赤ちゃんが泣き出しそうになったらすぐに外に出たり、大変そうだった。

それでも、赤ちゃん連れで登校っていう、
学ぶことに対して扉が開かれている雰囲気がステキだと思った。

2008年10月13日月曜日

I love Taketa

もう大分前の話になるのだけど、前の夏休みに国交省の地域づくりインターンというので、大分県は竹田市に2週間滞在した。
「国交省のインターン」といって何をやっていたかというと、竹田市役所の観光課及び竹田研究所の方々のお世話になりながら竹田市の観光名所を巡っていただけでありますw
毎日観光地に連れて行ってもらい、おいしいご飯をご馳走になり、たまにトマトジュースとかステンドガラスなんか造ったりして、夜はホームステイ先でおふくろの味を満喫しながら黒霧島をいただくという毎日でした^^
(写真は、岡城址へと続く道)


あ、生まれて初めてスナックにも連れて行ってもらったw
カラオケ行こう!24時!!
っていうからてっきり24時までで解散するからそれまでカラオケしよう、
って意味かと思いきや、連れて行かれたのは「スナック24時」だった、笑。


竹田には、岡城址あり城下町あり、久住高原あり直入温泉あり、
(日本一の炭酸泉を謳う直入のラムネ温泉は、東大生産研の藤森照信氏設計だそうな)

社会基盤専攻の人にはたまらない!白水ダムがあるのもここですよ。

水がめちゃくちゃおいしいから野菜がおいしい。
写真は、もう他のを食べる気がなくなるくらい、障害で圧倒的においしかったオムライス☆
(沸いた水から小川ができてるんだけど、その水を川から直接飲めるのには感動した)
とり天って鶏肉に小麦をまぶして揚げたのもおいしい。
(大分では各とり天屋がしのぎを削りあい、KFCが入り込む隙間はないだとか。。)

それに、森が深く神秘的、
(実際、久住高原は神話発祥の地)
空気もおいしく、棚田もきれい。

とにかく、観光地としてあるものはかなりレベル高い。
(っということで、竹田で撮った写真をアップしたので、是非見てみてください!!
きっと、どんなにステキなところか少しは分かってもらえるはず。
http://www.flickr.com/photos/8108639@N02/sets/72157607940413170/
右サイドバーにあるリンクからも飛べます。)


ところが、、
まず如何せん交通の便が悪い。
電車だと、大分市から1時間以上、頑張って電車で来ても、車がなけりゃ温泉にも高原にも行けない・・・
実際、石油価格の上昇で観光客はかなり減ったらしい。
基幹産業は農業なのだけど、儲からないし、高齢化率が異常に高く、後継者がいない。
竹田市には高校までしかなくて大学はないから、若い人は大学進学で街を出て、そのまま帰ってこない。
というような、人がいないと産業が成り立たないし活気もないし人が来ない、という悪循環から抜け出せない。

したら、どうやったら観光客を呼べるか、って考えたときに福岡しか見ない。
もともとのパイを大きくしようという発想が希薄だから、、竹田市がどんなに差別化を図っても他の観光地と客の取り合い、
たとえ仮に竹田市に人が来たとしても、日本の他の町が廃れる・・・

今、日本の偉い人たちが日本に移民を受け入れようという方向に動いている理由を少し実感した。
だからといって、自分は移民を受け入れることにも一概に賛成できないし、
じゃぁどうしろ、って言われてもどうしようもないし・・・


明日から、やっとこさ授業が始まります!!
とりあえず勉強します!!!

2008年10月12日日曜日

共通のアイデンティティ?

テニスがしたい!!!

って思いながらも、まだテニスできる環境を整えられないから、
とりあえず手軽に例の体育館で自由参加できるバドミントンに行ってみた。

さてはて、どんな感じなのかな?どんな人がいるのかな??みんなうまいのかな???
ドキドキで体育館の扉を開けたら・・・

ここはどこ!??
なんと、周りはほとんど中国人と思しきひとばかり。
実際、30人くらい人がいて中国人以外は僕とドイツ人がもう1人、、それだけw

中国に留学したのはKazushiだったよね!?僕はドイツだったよね!!??

まだ正確には把握してないけど、自分の住んでる寮には少なくても5000はいるはずで、
その中でバドミントンしたい人が中国人だけなはずない・・・

さすがにこの状況には閉口したけど、
実際混ぜてもらって一緒にプレイしてると、案外簡単にコミュニケーション取れた^^

(バドミントンに関しては、元プロいっくんに感謝。
大学で1学期間一緒にやっていたおかげで、バスケみたいに悲惨な状況にはならずに済みました。。
みんなうまかったけど、いっくんほど余裕綽々華麗にプレイする人はもちろんいなかった。)

コミュニケーション取るのに大いに役に立ったのは、漢字。
例えば、自己紹介で自分の名前を言ったときに、自分の漢字はこれ!
っていうだけで結構いいネタになる。


話は少しずれますが、
よく、ASEAN+3(日中韓)を枠組みにした地域共同体構築
(すっごく簡単に言うと、東アジア判EUを作ろう、ってこと)
の議論をするときに、東アジアにはEUみたいな共通のアイデンティティ(例えばキリスト教)
がなくて、もっと多様な文化だから無理、っていう見解があるのだけど、

もともとEUの場合、経済的協力(単一市場の形成)から今の政治的協力をも含む地域制度に発展したわけで、共通のアイデンティティは後付でしょう。
って僕は地域制度形成に共通のアイデンティティが必要って考えに懐疑的だった。
更に、ヨーロッパと東アジアを比べて、東アジアのほうが文化的に多様、って考えも怪しい、って。
周りの留学生はエラスムスってEU圏の留学生ばかりだけど、母語が違う人同士だと大してコミュニケーション取れてないし、特に、西欧諸国と旧共産圏の東欧とにはまだどこか距離を感じる。
そもそも、共通のアイデンティティって具体的に何??


今回わかったのは、少なくても日中の間には漢字って言う共通の文字があって、
それを使ってコミュニケーションをとることができて、
漢字っていう土台の元では、共通のアイデンティティってやつがありえるのかもしれない、ってこと。

だから、ひょっとしたら、EU圏の人は、自分たちの文化はもともとキリスト教っていう同じものを土台にしてて、その元では共通のアイデンティティを持ちうるのかもしれない。

けど、例えばドイツでキリスト教の神を信じているのは50パーセントに満たない。
共通の文化を土台にコミュニケーションできるっていうのは絶対あるけど、それは例えば宮崎駿の映画が好きなチェコ人とフィンランド人との間にも起こりうる話。
つまり、それは「国民」にゆだねられているのではなくて、「個人」にゆだねられてる。
ヨーロッパとか東アジアとかっていった地域内の「共通のアイデンティティ」っていうのは、決してそこに暮らしてる全ての人に共通っていう意味ではない。


まだ自分でも全然整理仕切れていないのだけど、誰かフィードバックしていただけたら幸いです。。