Fire under the Snow
監督 楽真琴(ささまこと) (2008年)
ミュンヘンで行われてるドキュメンタリーフィルムフェスタで上映していたので見に行ってきた。渋谷のアップリンクで上映中みたいなので、チベットについて興味はあるけど知識はないからとにかく知ってみたい人、人生の32年間を獄中生活と強制労働に費やさざるを得なかったパルデン・ギャッツォの人生について知りたい人は是非。
32年間って、その3分の2ちょいしか生きていない自分にとっては想像の範囲を超えていて、正直実感はあまりわかない。けど、その顔に刻まれた皺、失われなかった目の光、力強い言葉が、彼の生きた人生の証なんだと思う。
その意味で、英語字幕を読むのに必死で映像にあんまし集中できなかったのは残念だった。
聴くに速く、怒るに遅く
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愛する我が兄弟たちよ、知れ--人は皆聴くに早く、談るに遅く、怒るに遅くなければならぬ。 人の怒りは神の義を行わないのだから。
故に一切の穢れと夥しい悪とを脱ぎ棄てて、心に植え付けられた、君たちの魂を救うことのできる御言を、柔和な心をもって受け容れよ。 ...
8 年前
2 件のコメント:
これ、アップリンクにこの間別の映画を観に行ったときに予告編見て気になってたんだよね!ちょっと勇気がいるんだけど、観に行ってみようかなー。
この監督さん、名前からてっきり男の人だと思っていたら、女の人なんだって。映画祭での上映で結構監督が来てたりするから来るかな~って思ってたら来なくて残念だった…
基本的にはパルデンさんの生涯とチベットの人々が中国政府からいかに不当な扱いを受けているか、っていうことに焦点が当てられてる。だから、どうしてそんなことになったのか、っていう背景にまで説明が及んでいないのが、喉の奥で魚の骨がひっかかって取れない感じで気持ち悪いけど、それは自分で取るしかないらしい。魚の骨を敢えてひっかけたいなら見に行ったらいいと思うよ!
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