2009年5月2日土曜日

ベッポの訓話

「わかるかい、モモ。」
例えばベッポはこう言った。
「時に、ものすごく長い道のりが目の前にあることがある。本当に本当に長いんだ。すると、ダメだ、自分には歩ききれない。そんな風に思うことがあるだろう。」

ベッポは、しばらくの間黙って前を見つめていた。そして、続けて言った。
「すると、切羽詰ってくる。急がなきゃ、速く行かなきゃって。して前を見上げるたんびに、前に進めていない、って感じる。すると、ますます切羽詰って不安になってくる。終いには息が上がって、もう前には進めない。けれども道はまだまだ続いている・・・そんな風にしちゃいけないんだ。」

ベッポは、またしばらく考え込んで、こう続けた。
「そんな時は、長い道のりを一度に全部見通しちゃいけないんだ。わかるかい、モモ。次の一歩しか考えちゃいけない、次の一息、ほうき一掃き。いつでも目の前にある一歩しか考えちゃいけない。」

ベッポは、またちょっと黙って考えてから言った。
「そうすると、楽しくなって来るんだ。これが大切なんだ。自分のしなきゃいけないことが楽しく感じられる。本当はそんな風にしなくちゃいけない。」

今度はちょっと長い時間たったあと、続けて言った。
「最後になって、一歩一歩歩いていたのが、長い道のりを全部歩ききっていたことに気づく。どうやったのかはよくわからないし、息が切れているわけでもない。」
ベッポは頷いて、最後に言った。
「これが大切なんだ。」

(Michael Ende,”MOMO”,P38-39.より)


2009年5月1日金曜日

2009年4月28日火曜日

Wer weiß??



Wer weiß,
was einer mit dem Herzen denkt??



2009年4月27日月曜日

見えたり見えなかったり



ブダペスト、大聖堂前の広場

2009年4月24日金曜日

Aus dem Fester des Fernbuses

トズールからチュニスに向かう。
長距離バスの車窓から。






















Relativ habe ich die Lieblichkeit des Fernbuses.
Sonst hätte ich nicht so viele Reise mit dem Fernbus gemacht.
Mit dem Fernbus kann ich am besten erkennen, wieweit man fährt.
Nähmlich mag ich Fortbewegungen selbst.
Deswegen reise ich sehr gerne aufs Geratewohl, wohin ich wandre,
weil ich das Wandern selbst genießen kann.

2009年4月23日木曜日

良心のなせるシステム

良心とは、大辞泉によると、

善悪・正邪を判断し、正しく行動しようとする心の働き。

のことだそうだ。
何が善で何が悪なのか、何が正で何が邪なのか、
これを判断して、これが正しい!と思った通り行動しようとする心の動きのことが良心というわけだ。

電車でチケットを買って乗る、
知らない人を車に乗せても誘拐はしない。
逆に、チケットを買わずに電車に乗ったら、
知らない人を車に乗せて誘拐したら、
良心の呵責を感じるというよりかは、
罰金を取りに来る検察を恐れたり、警察に捕まって罰せられるのを恐れるほうが自然だろう。
そう考えると、チケットを買ったり誘拐をしなかったりするのは、
良心というよりかは罰則を恐れるからではなかろうか。

けれどもさすがに、誘拐をしないのは、
誘拐をしたら誘拐された人が可哀そう、
罪のない人の自由を奪うのは間違っている、
という良心が働いているのかもしれない。
っていか、もともとそんな誘拐なんて考える人ほとんどいないのだろうけど。

でも、「ほとんどいない」じゃなくて「全然いない」じゃなければ、
このドイツにおける車相乗り制度は成立しないはずで、
実際google.deで検索したところこの車相乗り制度に関する事件は起こっていないようだ。
そうなると、この車相乗り制度は乗せる側にも乗る側にもWin-Winなシステムというだけでなく、
(とりあえず今のところは)良心のなせるシステム、と言えそうだ。

ドイツを旅行する際には、是非ご利用あれ。
http://www.mitfahrgelegenheit.de/