ミュンヘンからパリ経由で日本ヘ帰ったときのこと。
ミュンヘン・パリ間では雲からにょきにょきっとアルプスの頭が見えた。眼下に広がるは、延々と続く森と畑のモザイク模様。麦畑はアメーバみたい。ヨーロッパの人が森から麦畑を切り拓いた様子がよくわかる。
日本上空へ来ると、やっぱり人は森を切り拓いているのだけど、切り拓いた後はたんぼだ。
平地に広く広がる水田とともに、目に入るのは深い深い森。その谷間に田んぼは切り込んでゆく。
よくヨーロッパは自然を支配し、日本では自然と共存した、という言い方がされる。
けれども飛行機から地平を眺めていると、ヨーロッパでは自然を支配できたから支配したのであり、日本では支配できなかったから共存という道を選んだ、という風に見える。
むしろ、支配できる部分に関しては徹底的に支配している。それは、東京を見れば一目瞭然だろう。
飛行機の窓から外を眺めると、結構いろいろなことがわかる。
それに、その景色はきれい。日が沈めが夕焼けが見れるし、上がれば朝焼けが見れる。しかも、いつもより高いところから。
連綿な雲。下から見れば大要を隠し雨を降らすだけかもしれないけど、上から見るとまるで海。
空の航路を渡る。航空機ってそういう意味なのね。
というわけで、飛行機に乗る際には絶対に窓際をお奨めします。
僕なんて、窓際じゃないと駄々こねます。
今回パリから成田へ行くときは、ミュンヘンで聞いてないっていわれたけどパリでもう一度トライしてようやく手に入れた窓際の席を、
息子二人連れのママに替わってって頼まれたのを、
窓際じゃないとナーヴァスになるんで、
って言って断っちゃいました。まぁ、11時間通路側に座るのは死ぬほど嫌なのは嘘じゃないし、
ママの替わりに子どもたちとも遊んだげたし、まぁ赦してください。
というわけで、1年のミュンヘン留学は終わり、帰国いたしました!
聴くに速く、怒るに遅く
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愛する我が兄弟たちよ、知れ--人は皆聴くに早く、談るに遅く、怒るに遅くなければならぬ。 人の怒りは神の義を行わないのだから。
故に一切の穢れと夥しい悪とを脱ぎ棄てて、心に植え付けられた、君たちの魂を救うことのできる御言を、柔和な心をもって受け容れよ。 ...
8 年前
3 件のコメント:
おかえりなさいーー☆☆
私は断然通路側派です。ロマンがなくてすみません。
おかえりなさい。
よしみつさんと入れ違いになってしまって残念すぎます。
ぜひまた帰国したときにお会いしましょう!
私は、行き気を利かせたCAさんが横に人がいないところに案内してくれました。
広々v
> ino
そちらこそ、ペルーからおかえり^^
ぼくは、通路側だと移動している感がないのが嫌なんだと思う。寝てたらまったく違うところに着いてるっていう、ちょっと時間かかるどこでもドアだね~
>こっぺ
パリにいるんだっけ?
こっぺ、人が隣にいてもいなくてもあんまりかわらず広々なんじゃ・・・
1年間楽しんできてくださいな!
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