もともとヴィム・ヴェンダースのパレルモ・シューティングっていう映画に出てきた
路地に放し飼いにされているヤギを見たかったからだ。
洗濯物に彩られる狭い路地は魅力的だったがステキ!というものでもなく、
ヤギにも結局会えなかったから、この竜で我慢することにした。
パレルモで絵を修復している綺麗な女性に出会う、っていう設定で、
その”Triumph of Death”っていう絵も見たかったのだけど、
映画と同様に修復中で見れなかった・・・
この街の一番の魅力が美食であることを言い忘れてはいけない。
街を歩けば、リゾットをコロッケみたいに揚げたアランチーニ(だっけ?)だとか、
牛の内臓を煮詰めたのをパンにはさんで塩とレモンだけで食べるだとか、
旨くて新しいファストフードに出会える。
外せないのはある広場の一角でたまたま見つけたレストランで、
そこではイカ墨を含めパスタがどれでも4ユーロ。激安激旨。
本場のアルデンテを体感し、パスタに対する考え方が変わった。
新たな価値の発見!このレストランでご飯たべれただけで、行った価値のある街だった。
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